【特選ワイナリー】ノーザンアルプスヴィンヤード


「北緯43°の大地」をテーマにしているN43°ですが、これから月替わりで少しづつ、北海道以外のワイナリーもご紹介していこうと思っています。


第1回は、長野県大町市のノーザンアルプスヴィンヤード。2013年設立、白馬連峰を望むゆるやかな傾斜地に、シャルドネやメルローなどの欧州系品種を中心とした畑が広がります。

長野のワイナリーの魅力はやはり、こうしたワイン専用品種として人気がある欧州系ブドウの質が安定していることではないでしょうか

ノーザンアルプスヴィンヤードでは、シャルドネ・メルローの他にもカベルネフラン、ピノ・ノワール、ピノグリ、etc.を使用してバラエティ豊かなシリーズを展開していますが、どれも北アルプスのさわやかな空気を感じさせつつ、欧州系品種のしっかりとした味わいが軸になっています。一方で、日本の山ブドウ×カベルネソーヴィニヨンの交配品種である「ヤマソーヴィニヨン」も栽培しており、イタリアのランブルスコにインスパイアされて生まれた微発泡赤ワイン【ヤマブルスコ】は、山ブドウの持つ野性的な風味と高めの酸、カベルネ・ソーヴィニヨンの持つ上品で芳醇な香りを活かした独創的な逸品として毎年大人気の1本です。

N43°では今回、6本を特集販売しています





【ノーザンアルプスヴィンヤード】


20代の頃、従兄弟の著名なソムリエ(若林英司氏)に飲ませてもらったフランスのワインに受けた衝撃的なカルチャーショックをきっかけにワインづくりを志した若林政起氏のドメーヌ。


2008年に実家の畑を継ぎワイン用ブドウの栽培を始め、除草剤や化成肥料を使用せず、慣行農法と有機農法の間の「良い落としどころ」を探すブドウ作りを追求。ブルゴーニュの「ドメーヌ」ではワイン農家が誇りを持ってブドウ栽培からワイン生産まで行っていることに倣い、誇らしげな職人的な仕事、まるで手工芸品のようなワインを目指している。


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