お馴染み特選ワイナリー、長野のノーザンアルプスヴィンヤードさんから、ピノ・ノワール×メルロー混醸という新しい赤ワインが届きました。また、本シリーズは普段と異なるナチュラルな造りで、瓶詰め時少量の亜硫酸添加ver.と無添加ver.があり、今回入荷したのは無添加のver.です
個性的な味わいのピノ・ノワールが有名なワイナリーさんですが(当店では過去VTのピノ・ノワールはすべて完売しています)、2021はピノの収量が少なかったため生まれた商品とのこと。楽しみですね！

以下、オフィシャルノートから抜粋↓
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ノーザンアルプスヴィンヤードのメルローはピノ・ノワールやガメイ(ボージョレー)に使われる醸造手法 *セミカルボニックマセレーション* を用いているため、どこかピノ・ノワールに似たニュアンスのワインとなることが多く、いいワインになるのでは…とピノ・ノワールとの混醸を試みました。丁寧にしっかりと選果が出来た傷みや傷のほとんどない、健全な葡萄だけを使用し、天然酵母にて仕込んでいます。
添加ありもなしも、とてもデリケートな仕上がり。淡く、無精製の茶色いお砂糖を使って作った苺ジャムのような色合い。ドライフルーツにした苺や木苺などの小さな赤い果実の香りに加え、色味にも香りにも紅茶のニュアンスが強く出ています。
柔らかな口当たりはメルローから来るもの。メルロー7:ピノ・ノワール3の割合で混醸していますがピノ・ノワールが支配的で、メルローがピノ・ノワールをそっと下支えしている…そんな印象のワイン。
「1番やりたかった。でも1番難しく悩ましい」というピノ・ノワールへの想いを乗せて、耳を澄ますとかすかに聴こえる雨の音のように、しとしとと静かに新たな装いで登場です。
抜栓後ゆっくりと、時間の経過とともに静かにそして豊かに立ち昇る様々な香りを、是非楽しんでいただきたいです。