本日は、最近当店で人気のふらのワインさんから、アシリフラヌイのツヴァイゲルトを開けてみました
ワイナリー設立50周年を迎えた、北海道のワイナリーの歴史のパイオニアでもあるふらのワインさん、こちらの「アシリフラヌイ」は、アイヌ語で「新しい富良野」を意味し、野生酵母を使ったシリーズで、「伝統的ながらも新しいふらの」を表現したという、野心的なシリーズです。
アシリフラヌイ、ずっと気になっていたんです…!
ついにこの時が訪れて、嬉しい…!!
しっかりした色調ながら透明感のある美しい色合い、程よく心地よいフルーティさ、しっかりめのタンニン、そして品種由来であるスパイシーさと土っぽさ。
ツヴァイゲルトはオーストリア系で耐寒性が高く、北海道でよく作られていますが、この「土っぽさ」は国産の特徴なんだそうです
北海道産の赤ワインとして人気なのは一般的にはピノ・ノワールでしょうか。
北海道のピノ・ノワールは、冷涼地らしいきれいな酸が特徴で、凛としたエレガントさが魅力ですが、私は普段店頭で、「デイリーなお食事に合わせる気軽で“旨い”赤ワイン」をご所望頂いたときは、ツヴァイゲルトを始めとしたオーストリア系の品種(北海道では同系統のマイナー品種がいくつか作られています)のワインをご提案することが多いです
その際、品種の説明として「タンニンと果実味が両方しっかりとある」とよく言っているのですが…
タンニンと果実味が両方しっかりあり、ほどよいレベルでちょうどよく調和し、甘やかで芳醇な香りは、スパイシーさや香ばしさがあり、そして口当たりがなめらかで驚くほどまろやか。よくできた北海道のツヴァイゲルト系のワインは、そんな味わいがありますが、今回のアシリフラヌイは、そんな私が考える北海道のツヴァイゲルトの魅力をパーフェクトに体現するとともに、全体を一段階軽やかにする、フレッシュさ/爽やかさが印象に残りました。もしかすと、これが野生酵母の魅力なのでしょうか。
今、書いているだけで「なんと素晴らしいワインなんだ!!」と自分で思っていますが笑、本当にそうなんですよ。
こんなにもワイン単体での“旨さ”にあふれていて、日常の気軽な食事、がっつりした肉にも甘み要素のある和食にも合わせられる万能選手、なかなかないんじゃないだろうか?と、本当に思います
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【ふらのワイン アシリフラヌイ ツバイゲルトレーべ2022】¥3,600(税込)
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