吹き渡る風、白く砕ける波、ブナの自然林…。
厳しさと優しさが混じり合う島で、荒野を葡萄畑に変えたワインづくりが実りました。淡い黄色、野バラの香り、バランスの良い酸味ときれいな塩味。一瓶に封じられているのは奥尻島そのものです。
内容量:750ml
アルコール分:12%
★★スタッフからのおすすめ★★
今週の新着は、毎年ファンの多い1本、奥尻ワイナリー・ピノグリの2021VTが到着しました
北の大地の果てで育ったとは思えない、トロピカルでジューシーなピノグリが、奥尻島の地理由来の特徴的な塩味と、しっかりした酸味に支えられ、ふくよかでしっかりした飲みごたえのあるワインに仕上がっているこちらの1本、今年も存分にその魅力を楽しむことができる仕上がりになっています
美しい淡い黄色、パイナップルなどトロピカルフルーツ系の香り、ジューシーで熟度の高い果実味、これだけ聞くとどこか暖かい地域のワインかとも思いそうですが、そこはやはり北海道、しかも海っぱたの特徴的な地理に位置する離島産ということで、ほのかな塩味が輪郭を引き締める非常に重要な役割と果たし、さらにきれいな酸味が、全体のバランスを整えています
ピノグリは、地域によっては割と甘く感じる仕上がりのワインもありますが、そこを地理特性の要素で上手くまとめているワインの代名詞かもしれませんね