お知らせ

2022/11/10旨味ののった、「味がある」酸〜タキザワワイナリー 風の畑 Pinot Noir 2021〜
今回は、先日新着でお届けしたタキザワ・風の畑ピノのご紹介です
風の畑は自社畑の中の最も古い区画で、風の畑のブドウ単体でのリリースはこれが初めてとのこと。まさにタキザワ畑のテロワールを体感できそうな1本ですね

こちらは早飲みできる軽めでカジュアルなピノ、ではなく(私はそういったものも大好きですが)、渋みや濃縮感がしっかりある、かなり格調あるピノです。ただし、熟成させたらよさそうなこともよくわかりますが、今飲んでも十二分においしいです

ピノの味わいの差って、酸の出方の違いが一番影響があるように思うのですが、風の畑の酸は、飲み口では、ナチュラルっぽいフレッシュさが感じられて、でもそれがあまり横には広がっていかず、口の中の上方にスッととどまります。
「飲み口には爽やかに広がるけれども余韻には引っ張らない酸」って、ピノにはとってもいいかもしれない…!しかもその酸が、果実味と旨味が相まった、すごく「味のする」酸なんですよ
ワイナリーオフィシャルコメントにも「旨味ののった酸がテロワール」と記載されていますが、まさに、その「旨味が乗った酸」が体感できる1本です